ベテラン俳優として数多くの作品に出演している小林薫さん。
ドラマ『深夜食堂』ではオトナの魅力を存分に発揮して話題となりました。
そんな彼には、なぜか「韓国人ではないか?」というウワサが立っているようです。
今回は、小林薫さんと韓国にまつわるエピソードについてまとめていきます。
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もくじ
小林薫が韓国人という疑惑はデマ!
この疑惑について、結論から書くと、小林薫さんは韓国人ではありません。ちゃんと日本国籍をもつ純日本人だといえます。
その根については後述していきますが、京都生まれであることや日本の高校を出ていること。そしてデビューのいきさつからみれば、『韓国』というワードはどこにもなく、疑問もなくシンプルに日本人であると判断できます。
ただ、どうやらSNSの一部の声には、『彼が韓国人ではないか』といったものが出ていて、それらの根拠は顔つきが韓国人っぽい、等あげられていますが、やはりしっかりした根拠はありませんでした。
画像参考:X
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小林薫が日本人である根拠は3つ!
・ここでは小林薫さんが日本人であること、そして韓国人でないことの根拠を並べていきます。
①生まれが京都
②日本の高校を出ている
③デビューのいきさつ
以降、それぞれ順にまとめていきます。
生まれが京都
まず前提として小林さんのプロフィールを確認すると、彼の出身は京都府京都市となっています。
画像参考:ミモレ
実家の情報は公開されていませんが、京都市山科区の高校に通っていたため、実家も京都市の可能性が必然的に高いでしょう。
以上のことから、小林さんは生まれも育ちも日本であると判断できますね。
画像参考:GoogleMAP
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日本の高校に通っていた
同じく、プロフィールから小林さんは京都府立洛東高等学校の出身。
出身とはいえ、実情は中退となっているようです。
画像参考:yahoo画像検索
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明らかに小林さんは日本国内で育っているといえますね。韓国に引っ越したような形跡も一切ありません。
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兄の影響で役者、映像の世界へ
ここからは、彼のデビューのいきさつについてまとめていきます。小林さんには演劇活動をしていた兄がいて、彼の影響で芝居に興味を持ったことが役者を目指すきっかけとなりました。
高校を中退した小林さんは、その後は特に進学せず、そのまま演劇の道へ進むことに。そして20歳で唐十郎さん主宰の劇場(現在:劇団・唐組)に入団し経験を積んでいきます。
画像参考:SPICE
1977年には「はなれ瞽女おりん」で映画デビュー。
この出演以降、小林さんは様々な映像作品に挑戦していくことになります。
画像参考:YouTube
30歳となった小林さんは、約10年間活動した劇場を退団する決意をします。
その際に、主宰の唐十郎さんが彼を引き止めるため、包丁を持ってアパートに説得に向かったという衝撃的なエピソードも。
唐十郎さんの必死の行動から、『俳優・小林薫』は手放すには惜しい才能の持ち主ということが伺えますね。
画像参考:NHK
現在は映画やTVドラマ、ドキュメンタリーのナレーションなど幅広く活躍しており、これまでの出演はなんと100作を超えるほどに。
ここまで小林さんの活動を振り返ってきましたが、やはり韓国というキーワードが1つも出てきていないため、彼が韓国人というのはデマと判断できます。
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小林薫の韓国人説のキッカケはドラマ『深夜食堂』!
これまで小林さんが日本人だという根拠を出してきましたが、韓国との関連性については、なんとたったの1つのエピソードだけ。
小林さんが出演したドラマ『深夜食堂』が韓国で人気が出たことが、このウワサのキッカケとなります。
画像参考:ファミリー劇場
『深夜食堂』は「ソウル・ドラマウォード2015」で年間最高人気・外国ドラマ賞を受賞して、高い評価を得ました。
韓国のテレビ番組に出演し、韓国人女優のコ・アソンと共演するなど、韓国内での露出が増えたために関連キーワードとして絡まり、「小林薫は韓国人なのでは?」という噂が広がったと考えるのが自然でしょう。
画像参考:中央日報
しかし、結局のところ憶測でしかなく、「小林薫=韓国人である」という証拠は一切見当たりませんでした。
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小林薫の嫁・小梅が韓国人というのもデマ
現在小林さんは、女優の小梅さんと結婚しており、子供も息子さんが1人。ふたりとも芸能事務所「ニコフィルム」の所属ということで、事務所内結婚となります。
画像参考:ザテレビジョン
その小梅さんも、以前「韓国人ではないか」というウワサが流れていましたが、小林さんと同じくすぐに否定されています。
韓国人説の根拠として、「韓国人のような顔立ちをしている」こと、過去に『安沙子』という名前で活動していた時期があったことの2つ。
顔立ちに関しては、個人の主観でどうとでも取れるので言いがかりといえるでしょう。また過去の芸名に関しては『安沙子』という苗字のない表現が、韓国人の名前を思い起こさせたと考えられますが、こちらも根拠が乏しい主張です。
画像参考:Pixabay
結局のところ、実際に彼女のプロフィールを確認すると出身地は東京であり、出演作も韓国との関わりはないということで、「韓国人ではない」といえるでしょう。根拠が薄かったこともあり、韓国人だというウワサは大きく騒がれず、これ以上広がることは無かったようです。
これまで述べてきた様々な根拠から、「小林薫さん夫妻が韓国人」という情報はデマだと断言できますね。
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